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2016.10.26【ニュースリリース】「安全案内係員」によるバス車内転倒事故防止

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西東京バス株式会社(本社:東京都八王子市、社長:宮坂周治)では、2015年9月より、八王子市シルバー人材センターと協力し、バス車内の転倒事故防止のお声掛けをする「安全案内係員」を配置し、事故防止に努めています。

きっかけは運転士の安全への想いと、事務員の実現性の高いアイデア

2015年夏、当社運転士より「日中帯は高齢のお客様が多くご乗車され、転倒する危険性が高いので、車内で事故防止を促す活動はできないか」という意見がありました。
近年の路線バスで最も多い人身事故は車内転倒事故であり、会社としても実施したい取組みではありましたが、社員が毎日この活動をすることは難しいと考えていました。
そんな中、ある事務員からの「人手不足が問題なのであれば、業務委託をすればよいのではないか」をいう実現性の高いアイデアを受け、八王子市シルバー人材センターへ本取組みへの協力を依頼し、2015年9月15日より、「安全案内係員」によるお声掛けを開始しました。

八王子市シルバー人材センターからは、足腰が強く、人柄のよい選りすぐりの男性2名をご紹介いただきました。
「安全案内係員(車内事故なくし隊)」という緑色の襷をかけ、高齢のお客様が多い区間(西八王子駅~長房団地)のバスに同乗し、「扉が開くまでご着席ください」とお声掛けをしています。
またバス停では、バスをお待ちのお客様にチラシを配布しながら、車内事故防止に関するご協力のお願いをしています。

この取組みについて、お客様からは「いつも早く降りなければと思うが、“停車してからでいいですよ”と言ってくれるので、安心して着席していられる」というご意見をいただいています。
また、運転士からは「運行中、終始後方ばかりを見ている訳にはいかないので、車内にこのような係員がいてくれると非常に安心で助かっている」という意見や、「会社として事故防止に対する熱意が伝わる良い取組みである」等、社内でも好評です。

継続する秘訣は、「細く・長く・無理なく短時間でやる」事です。係員も熱意のある人が多く、1件でも事故を減らしたいという強い思いで、熱心に案内業務に従事されています。
徐々に対象範囲を拡大し、現在では3名の安全案内係員が全3区間で活躍しており、各乗車区間内では取組み開始以降、車内人身事故は発生しておりません。
今後もより安全にバスをご利用いただけるよう、取組みを強化してまいります。

安全案内係員の仕事内容

(1)業務時間
週3~5日(平日)日中帯

(2)乗車区間
・西八王子駅~長房団地
・八王子駅北口~中野団地(2016年5月9日より開始)
・八王子駅北口~東海大学八王子病院(2016年10月17日より開始)

(3)業務内容
【バス停でのお声掛け】
以下の①~③について、ご協力のお声掛けをします。また、事故防止に関するチラシを配布します。
① バス停に完全に停車し、扉が開くまでご着席ください。お立ちのお客様は手すり・吊り革につかまってお待ちください。
② 走行中の座席移動はご遠慮ください。
③ 席が空いていたら、お座りください。

【バス車内でのご案内】
上記(2)の区間を同乗し、バス車内のお客様に直接ご案内をします。

このニュースに関するお問い合わせ
部署 TEL FAX
西東京バス株式会社 営業部安全運行担当 高田・池口 042-646-9041 042-645-1224

>ニュースリリース(PDF)はこちら

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