~史上初!絵本「蒼い夜の狼たち」&ZUN氏 路線バスコラボレーション企画~
京王グループの西東京バス株式会社(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:浜田 丈夫)と山梨県丹波山村(村長:岡部 岳志)では、西東京バスの路線バスにおいて、狼伝承が今に息づく丹波山村の風土を活かしたコラボレーション企画を実施します。
丹波山村は近年、狼を「山神の使い」として古来より祀っている七ツ石 神社(最寄停留所・鴨沢)の再建をきっかけに、狼を村のシンボルとして採用しています。この度、西東京バス路線の最西部でもある丹波山村を走る路線バス「奥多摩駅~丹波(たば)、鴨沢西」系統のうち、丹波山村内を走る「小袖川~鴨沢西~丹波」間において、七ツ石神社再建をモチーフとした絵本『蒼い夜の狼たち』(作・寺崎美紅)の作画を担当した玉川麻衣氏による特別な停留所名案内表示を採用いたします。
また、同人PCゲーム「東方シリーズ」で絶大な人気を誇るクリエイター・ZUN氏が、丹波山村の依頼により同絵本をモチーフに作曲したオリジナル曲『七ツ石の狼、雲を取りに駆ける』を、「奥多摩駅~丹波」の一部区間で車内BGMに使用いたします。玉川麻衣氏やZUN氏の作品に関し、路線バスとのコラボレーション企画を実施するのは史上初です。
さらに、「小袖川~鴨沢西~丹波」間においては、停留所ごとに歴史や風土の紹介を織り交ぜた案内を実施、行先方向幕も特別な仕様で運行いたします。
当路線は2022年6月15日に発生した落石による通行止めで区間運休をしておりましたが、10月14日に4ヶ月ぶりに運行を再開いたしました。東京方面から鉄道とバスを乗り継いで行ける“秘境“丹波山村へぜひ路線バスでお出かけ頂き、訪れる最中から狼文化の世界観や非日常の雰囲気を体感し、村の様々な魅力に触れて頂ければと存じます。
≪停留所名案内表示の一例≫
≪七ツ石神社≫
≪「狼伝承」にちなんだ特別な停留所名案内、車内BGM等の企画について≫
1.開 始 日 2022年11月3日(木)(終了日は別途告知)
2.実 施 区 間 「奥10 奥多摩駅~丹波」系統の「小袖川~丹波」間、「奥09 奥多摩駅~鴨沢西」系統の「小袖川~鴨沢西」間
3.時 刻 表
本企画を実施する路線の時刻の確認は、西東京バス「ハイキング時刻表(ポケット時刻表)」が便利です。また、各停留所の時刻は「bus-navi.com」で確認できます。
4.内 容
・玉川麻衣氏による、絵本の原画を使用した特別な停留所名案内を車内モニターに表示
・ZUN氏作曲のオリジナル曲『七ツ石の狼、雲を取りに駆ける』を使用した車内BGMを一部区間で放送
・停留所ごとに歴史や風土の紹介を織り交ぜた案内を実施
・特別仕様の行先方向幕を表示(奥09、奥10の奥多摩駅発のみ)
5.そ の 他
当該バスの運行に関して、道路状況や新型コロナウイルスの感染状況等により内容を変更する場合があります。詳しくは当社公式サイトをご確認ください。
【参考1】丹波山村について
丹波山村は山梨県の東北端部(北都留郡)に位置し、東京都奥多摩町と隣接しています。村の中央を丹波川(多摩川)が流れ、四方を雲取山、飛竜山、大菩薩嶺などの険しい山々に囲まれた自然豊かな山村です。村では日帰り温泉や山の幸を堪能できます。
【参考2】玉川麻衣氏について(停留所名案内表示 作画)
1997年東京生まれ。独学でペン画を制作。「上野の森美術館大賞展」「新生展」入選他。都内のギャラリー・百貨店を中心に個展・グループ展などを開催しています。「文豪の怪談ジュニア・セレクション『死』」(東雅夫)、「山の霊異記 ケルンは語らず」(安曇潤平)、「九月十九日」(森水陽一郎)、「夏の花」(河津聖恵)などの装画を担当。
【参考3】ZUN氏について(車内BGM『七ツ石の狼、雲を取りに駆ける』作曲)
1990年代よりコミックマーケット(同人作品即売会)に自らプログラミング・作画・作曲したPCゲーム「東方シリーズ」を出展、一躍大人気サークルとなり、現在まで継続して作品を発表し続けているクリエイターです。独特の世界観と曲調が織り成す「東方Project」と呼ばれる氏の作品群は、若い世代を中心に数多くのファンを生み出し、世界中のクリエイターに大きな影響を与え続けています。
以 上